アリババニュース
2010年9月10日~11日、中国浙江省杭州市の人民大会堂にてアリババグループ主催により、「アリフェスタ2010(第7回中国ネット起業家大会および第6回西湖サミット)」 が開催されました。本イベント内で、アリババグループ会長兼CEOのジャック・マーと、eBayのCEOであるジョン・ドナホー社長は今後の両社の関係について忌憚のない意見交換をしました。
本大会では、中国内外でのサービス提供という立場の違いはあるものの、同種のサポートを提供しているというジャック・マーの意見により、競合企業eBayの社長であるジョン・ドナホー氏を招待しました。ジャック・マーは 「両社とも同じ目的・目標を掲げ、中小企業のクライアントと接しているという同じ立場であり、本会議が両社の結束を固める素晴らしい機会になるでしょう。」、「アリババやタオバオは、常にeBayと協力し、近い将来、より強固な協力関係を築いていきます。」と述べました。

ジョン・ドナホー氏は本大会に出席した理由として、 「マーが私の親友であること。更に彼が、大きな成功を掴むため、市場拡大を目指しているからです。」と述べ、「今後のEC市場拡大の鍵は、両社の成功が握っています。確かに弊社とアリババはいくつかの分野で競合関係にあるが、次の5年間でより大きなチャンスを創出するため、お互いに協力する必要があります。」と述べました。
ジョン・ドナホー氏によると、eBayとアリババは協力契約にサインをしました。「両社は競合関係にあるかもしれませんがが、実際には両社が協力関係を築いていくことでユーザビリティを改善し、双方にメリットをもたらすWin-winの関係に繋がると確信しています。私たちは、協力関係が競合関係よりも素晴らしい機会を生み出すと信じています。そして、より良いサービスを提供していくために絶えず革新を続けていく必要があります。そして、より強固な協力関係を築いていき、より素晴らしい展望を創り出していきます。」と述べました。
ジャック・マーはジョン・ドナホー氏の考えに同意した上で、「私は、何年も前にウェブページの”www”が何を表しているのかという疑問をもっていました。そしてあるとき、それは「win、win、win」の3つのイニシャルであることを知りました。 1つ目のwinは「顧客のwin」、2つ目のwinはパートナーのwin、そして3つ目のwinは「我々自身のwin」です。 もし3つのうちいずれかが「lose」になってしまうと、他の2つも「lose」になってしまいます。だから常に”WWW”でなければならないのです。この3つのwinが、素晴らしい関係性を作り出し、より多くのパートナー獲得へと繋がっていくのです。」、 「いつでも競争相手を負かしたいなら、単に”ビジネス“をしようとするのではなく、自分たちの顧客やステークホルダーをより重視していくべきです。」と述べました。